私なりに調べて理解し書いていますが間違っている事もあると思いますので参考として捉えてください。
切迫早産
子宮収縮(お腹の張りや痛み)が起こり子宮口が開いてきている状態のこと。陣痛に近い症状のため早産になる危険性が高い。早産とは正期産である37週0日よりも早く出産すること。日本では22週0日〜36週6日までを早産と呼んでいます。ムスメは23週6日に生まれています。
切迫流産
少量の出血や腹部の張りなどの症状がある。22週未満に流産する危険性が高い状態にある事。流産とは22週未満に胎児が失われた状態。
子宮頸管無力症
お腹の張りや出血、腹痛などの自覚症状がないまま子宮頸管がゆるくなり子宮口が開いてしまう症状。子宮頸管とは子宮の入口部分の事で、通常は固く閉じていて陣痛が始まるまで開きません。早い段階で気づくことが出来れば、12週を過ぎてから子宮頸管縫縮術(シロッカー手術、マクドナルド手術)をすることができます。早産の予防になりますが、流産のリスクもあるそうです。私は次妊娠した時はこの手術をする可能性が高いです。
胎胞(たいほう)
胎児を包む卵膜が羊水を入れたまま、開き始めた子宮口から外に向かって風船のように膨らんでいく状態のこと。私はこんなに恐ろしいことだと思わず、指で押して一度中に戻しました。一歩間違えていたら破水してしまっていたので後からこのことを知り無事に生まれてきてくれて本当に良かったなと思っています。
MFICU
Maternal Fetal Intensive Care Unit『母体・胎児集中治療室』のことで、妊婦さんやお腹の中にいる赤ちゃんを24時間体制で治療、処置してもらえます。リスクの高い出産となる可能性がある妊婦さんがここへ入ります。私も大きい病院に救急車で運ばれてから産むまではこの部屋にいました。モニターをずっとつけているのでお腹の張りが始まるとすぐに助産師さんたちがきてくれて、アドバイスをくれたり張り止めを増やしたりなど先生と話し合って迅速に対応してもらいました。
NICU
Neonatal Intensive Care Unit『新生児集中治療室』のことで、予定日より早く生まれた赤ちゃんや、体重が小さく生まれた赤ちゃん、何かしらの疾患のある赤ちゃんを集中的に管理・治療する集中治療室です。24時間体制で治療やお世話をしてもらえて、常に呼吸や心拍、体温などを特別な機械で測っています。ムスメは生まれてから3ヶ月間この集中治療室にいました。
GCU
Growing Care Unit『回復治療室』『発育支援室』『継続保育室』などと呼ばれています。NICUで治療を受け、状態が安定してきた赤ちゃんが家に帰るための準備をするところです。ムスメは2ヶ月間この部屋で過ごしました。
超低出生体重児
生まれた時の体重が1,000g未満の赤ちゃんがこう呼ばれています。下の表のように生まれた時の体重によって呼び方が変わります。ムスメは534gで生まれました。
2,500g未満 | 1,500g未満 | 1,000g未満 |
低出生体重児 | 極低出生体重児 | 超低出生体重児 |
療育
発達支援とも呼ばれ、障害のある子どもやその可能性がある子供に対して個々の発達の状態や障害の特性に応じて、将来の自立や社会生活を営むことができるように支援すること。保育園や幼稚園と比べて子供の人数が少なく保育士の先生の人数が多いため手厚いサポートを受けられる。保育園や幼稚園と並行して通うケースも多いようです。ムスメは2021年4月(3歳)から療育施設でサポートを受けています。ムスメは療育のみに通っていますが、この1年でコミュニケーション能力や身体能力の成長を感じています。
黄疸(おうだん)
血液中のビリルビンという赤血球が壊されることによって値が変わるため皮膚や粘膜が黄色く染まる状態のこと。ビリルビンは肝臓や腸などを通ってウンチとして排泄されるのですが、赤ちゃんは肝臓の機能が弱いためビリルビンの排泄が上手く出来ず黄疸になりやすいみたいです。一般的に青い光を当てて治療する『光線療法』を行います。ムスメは生後2日目から4日目にかけて青い光を当てて治療しました。
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