4日目〜8日目
青い光は『黄疸(おうだん)』の治療のために当てています。皮膚が黄色く染まるのを治療していると近くにいた看護士さんが説明をしてくれました。おへそにも管が付いているのでこの時はまだオムツを履けませんでした。代わりに吸水パットをたたんで付けています。
前の記事で書いていた先生からのお話で腸が動いていないけど、使わないとダメになってしまうということでミルクを1日あたり0.3ml×8回から始めました。そのチャレンジが成功して腸が動くように!日に日に1回のミルク量も増え、8日目までに1回あたり2.5mlになりました。腸が正常に動いているようでウンチも順調に出ています。
ちょまママ:母乳も順調に出るようになり50mlの冷凍用保存パックに入れたりしていたんですが、1度溶かすと使わなかった分は捨ててしまうと聞いて25ml用のパックと2.5mlのシリンジに母乳を入れて冷凍したものをNICUに届けていました。
通常はまだお腹の中でへその緒で繋がれている状態なので、おへそから栄養を吸収する方が効率が良いためおへそにも2本の管を付けていました。順調に成長してきていて調子が良かったので4日目に1本を足へ、5日目にもう1本を手に移動できました。おへその管が無くなったので、5日目から5Sサイズのオムツを履くことができました。初めて目にしたサイズのオムツで5Sは1,000gまでの未熟児が履くようです。今の所5Sサイズが1番小さいオムツみたいで、ムスメはこのオムツもブカブカだったのでオムツの中に吸水パットを付けて過ごしていました。写真で5SサイズのオムツとiPhone8を一緒に撮ってみました。オムツの横は吸水パットです。
生後7日目にNICUで初めての体重測定があり、534g→571gと37g増えていました。少しずつですが確実に大きくなっていることがわかって嬉しかったです。この前までは3日間生き抜くことが目標でしたがそれをクリアした時に、次は1週間頑張ろうと言われていました。1週間も無事にクリアすることができてホッとしました。次は1ヶ月が目標です。ここまで頑張れたらもう心配しないで大丈夫だと言われました。
ちょまママ:その言葉を聞いて不安もまだまだありましたがゴールが見えた気がして少し安心したのを覚えています。
生後8日目、皮膚が強くなってきたので頭と身体に巻いていたラップが外れました。元気に手足を動かすので胸に付けている心電図などのコードを外しちゃうみたいです。必要なものを外すのは心配になるのでやめてほしいですね。皮膚を傷つけないように粘着力の弱いシールで貼ってるみたいです。下の写真はちょうどコードを2本外しています(困ったもんです)
ムスメはよく暴れるので頭の両サイドを枕で固定されていました。枕が嫌いみたいで掴んで投げていたみたいです。NICUに入るとムスメの足元に枕が転がっていたこともありました。この時からすでにおてんばムスメでした。
NICUに行く時間が夕方だったからかムスメが目を開いているのを見たことがなかったので本当に目は開くんだろうかと心配していました。少しずつ目が開けられるようになり少し目が開くたびに目が合った気がするとパパとママは大はしゃぎでした。後から看護士さんに聞いたらまだ目でいろんなものを見たりはできてなかったみたいでした。でも、目が開いただけでも嬉しい出来事の1つでした。
ちょまパパ:生後6日目にムスメの出生届けを出しました。切迫早産で入院している時に病室や手術室で一緒に名前を考えました。ムスメのこの先を考えると不安な気持ちがいっぱいでしたが、一生懸命ママと名前を出し合ったのを覚えています。一緒の戸籍にムスメの名前が記載されているのを見てムスメが無事に生まれてきたんだなと思いすぐにママに写真を送りました。
ムスメ(534gから退院まで)③に続きます。
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