20日目
会いに行くと呼吸器がいつものものに戻って、酸素も30〜31に下がっていました。薬が効いて肺が少し成長できたのか分かりませんが、呼吸が落ち着いてきたみたいなので良かったです。しかし元気になったことでまた心電図のコードを引っ張って外していました。まだ周辺機器のアラーム音は様子を見に行く度に鳴っていてドキドキしますが成長していくと落ち着いてくるみたいなのでムスメの力を信じて見守っていきます。
ちょまママ:ムスメと手を繋ぐことができました。小さい小さい可愛い手が握り返してくれて 感動しました。
ちょまパパ:酸素の数値の説明をしていませんでした(汗)呼吸器の酸素濃度の数値が30〜31なのですが、ムスメの成長に合わせて酸素濃度を下げていき最終的に呼吸器を外して自力で呼吸をするのが目標です。なので、酸素の数値を見て毎日ママと一緒に一喜一憂しています。
21日目
今日はムスメと同じようにNICUに入っている子たちのブログを見て、色々なことを知ったり、不安になって泣いたり、ホッとして安心したりしていました。
ちょまママ:搾乳を終えた後に疲れからか不安になることが多かったので、私と同じように未熟児のママになった方のブログやインスタなどを見て元気を分けてもらっていました。
お昼過ぎにムスメのマイナンバーカードが届きました。また1つムスメの物が増えた。夕方ムスメに会いに行きました。母乳が9ml×8回に増えていて消化もいい感じみたいです。皮膚が強くなってきているようで、人工肛門をカバーしている袋も新しいものに変わり、生まれたときは赤かった身体も少し肌色に近づいていました。体重測定で660gに。ゆっくりとムスメのペースで大きくなっています。呼吸器の酸素も27まで下がっていて、ぐっすりと寝ていました。パパと交互にムスメを起こさないよう少しだけ触れて帰りました。
22日目
今日は酸素が27と落ち着いていました。母乳も10ml×8回に。ウンチもおしっこも順調だと看護師さんに教えてもらいました。ですが良い話だけとはいかず、動脈管が開いてしまっているようで、今はまだ悪さをしていないから様子見だと言われました。
未熟児動脈管開存症とは、早産で生まれた子の動脈管が開いたままになっている状態のことをいいます。
- 動脈管とは、酸素を多く含んだ血液を心臓から全身に送り出す大動脈と、酸素が少ない血液を心臓から肺へ送り出す肺動脈の間にあり、通常は胎児の時や、生後早期に存在する血管のことです。
- 動脈管は通常、胎盤から離れ肺呼吸を始めると12〜48時間で閉じていきます。
- 早産児の場合、動脈管を閉じる準備が出来ていない状態で生まれてくるので開いたままになりやすいようです。
- 動脈管が開いたままになると、心臓に負担がかかったり、全身の臓器に影響がでる可能性があります。
- 1,500g以下で生まれた極低出生体重児で34%、1,000g以下で生まれた超低出生体重児で48%の子が発症して治療を受けています。
- 生まれた時の体重が低かったり、お腹の中にいた日数が短いほど発症する可能性が高くなり、重症化しやすくなるそうです。
- 開いたままだと悪影響があるため薬を投与したり手術をして閉じます。
ムスメは開いてはいるがまだ様子見の状態なのでこのまま閉じてくれるのを祈るしかありませんでした。
23日目
休日だったのでお昼に会いに。相変わらず暴れすぎているようで血中の酸素濃度を測る機械が外れていました。そのせいかタオルが足の上にかかっていて動きを抑えていました。ウンチは形があるものも出るようになってきたみたいです。呼吸器の酸素も27で落ち着いていました。
24日目
今日はずっとおねんねデーでした。でも飽きないものでずーっと寝てるだけのムスメをいつも通り1時間程見ていました。呼吸器の酸素が30に増えていたので疲れて眠っているのかな?とパパと話していると、看護師さんがやってきて 食事の後はお腹が張って呼吸がしにくくなるので酸素を少し上げている と教えてくれました。
ムスメ(534gから退院まで)⑧に続きます。
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